めでたくバルダーズゲート3をクリアしまして、「他の人がどんな冒険だったのか気になる!ネタバレ感想はどこだ!」と検索して楽しく読んでおります。

人のネタバレ感想読みたいんだったら自分のも書くか…ということで、 このページでは「分岐リトライ:ザール宮殿、ラストバトル、エピローグ」のキャラクターについてのネタバレ感想を書いてみました。


このページの前のネタバレ感想はこちら↓








<!!注意!!>

以下、ネタバレありで語ります。
「Act3」とエンディングの内容が書かれています。内容を知ることによって、ゲームをやった時の新鮮な驚きが減ることをお伝えしておきます。
プレイ中の方や、これからバルダーズゲート3をやってみようかなと思っている方は、読まずにそのままお戻りください。
クリアして「あー、あいつの感想見てみっか!」って思ったらその時に来てちょんまげ。

あ、あと、キャラの顔に返り血が付いていたりする画像があります。苦手な方はご注意ください。
















■ザール宮殿(ヴァンパイア・カサドールの館)

バルダーズゲート3をクリアしたんですが、ある1点において非常に心残りがありましてね。
それは何かと言うと、ゲーム初期から後半まで長い間ずっと恋人関係だったアスタリオン。
アスタリオンと別れてカーラックと暮らす結末になったのだが、彼と共にエンディングを迎える方法もあったはずなのだ。

検索しまくってみたところ、あったぁーー!!ここが分岐点だぁーー!!という所が見つかった。
そこ直前のセーブデータがあったので再挑戦して、アスタリオンエンドを目指します!


かつてアスタリオンが住んでいた、カサドールの館に来ましたよ!
絵や家具などの豪華な内装に広い建物。そんな館の中には、カサドールの命令で昔アスタリオンがだまして連れてきた多くの被害者が捕らわれていた。


アスタリオンに騙されてカサドールの館に連れてこられ、今も牢屋に監禁されている被害者の一人・セバスチャン。

セバスチャン達が閉じ込められている檻は、カサドールが持っている杖を使えば開くかもしれないとのこと。
よし、アスタリオン! 一緒にカサドール倒して杖をゲットしてセバスチャン助けようぜ!


そんなこんなでカサドールを倒した後、アスタリオンはやることがあるのでこっちに来てくれと言う。

ゲームクリア後にザール宮殿の攻略方法を検索してみたら、 「アスタリオンをパーティーに入れていると儀式に取られて戦力が減るので、カサドールとの戦闘ではアスタリオンをパーティーから外そう」 みたいな攻略ページがあったんですよ。
それがいいのかもしれないけれど、カサドールとの決戦にアスタリオンを連れて行かない事は私の中のアスタリオンが許さない。
奴とアスタリオンは直接対峙して、きちんと決着を付けなければならない。戦わなければならないんですよ!(いちいちめんどくさいプレイヤー)

で、バトル方面ではなくてアスタリオンとのロマンス方面の攻略について検索していたらですね、 「アスタリオンを説得して儀式をさせない」みたいな文章があったんですよ。
えっ、説得?! 自分がやった時は儀式を中断したり手を貸さない選択肢はあったけど、説得する選択肢って出てたっけ? なかったような気がするんだが…

前回はセーブした部分から何度かやり直してみたところ、 「儀式を完了する」か「アスタリオンがパーティーから離脱する」のどちらかの結果しかなかったので儀式を完了する道を選んだのだが、 自分がセーブしていたのはどうやらこのスクショの選択肢で「1」を選んだ後の会話の途中部分だったっぽい。

儀式をやめさせてセバスチャンを助けたいんだったら「2」だろ、と今見たら一目瞭然なんですが、その時は全然気がついていなかった。
何でこれを見逃したんだ過去の自分。目が節穴だったとしか思えない。
疲れてたの?! 大丈夫?! ゲームせずに睡眠取った方がよかったんじゃない?!


あった!これですね、[説得]!

セバスチャンの命を助ける事とアスタリオンが自由を得る事を天秤にかけると、 自分の望みとしてはセバスチャンに親近感を持っていたにしてもアスタリオンの方を選ぶだろう。
だけど、自分で誇れるような人生を歩んでほしい、か…
シャドウハートの選択でもあった、これまでのアスタリオンが一番大事だと思っていた柱との葛藤ですね。

アスタリオンはカサドールを倒し、儀式をせず杖を使って捕らわれていたスポーンを解放する。
声優さんの演技もあって、ドラマチックで印象的なシーンです。


カサドールの宮殿から野営地に戻ってきて、少し落ち着いたアスタリオンと話す。
あの儀式はアスタリオンを変えていたはずだ。
いやもう本当にそうですよ〜!(こないだ見てきました)


自由、選択、そこから生まれる人生。
これって、ある意味バルダーズゲート3のテーマなんじゃないかなって思います。
良くても悪くても時の川はそのまま流れていって戻ることはないし、良いと思って決めた事が悪い結果になる時もあるし、その逆もある。
(ゲームなんでやり直してるけどネ)


穏やかな表情のアスタリオン。
口先だけだったり、自分の目的が第一だったり、怒っていたり、自由を求めていたり、照れてたり、感謝したり。
いろんな表情があって魅力的なキャラクターだと思います。


カサドールの宮殿から戻ってきたアスタリオンに対するカーラックの評価。
カサドールに出会う前のアスタリオンってどういう人だったんでしょうね。

主人公がアスタリオンに会った時の最初の自己紹介で判事をやっているって聞いた時は 「えっ?! もし自分が被告人だったら、こんな軽薄そうでチャラい口先だけのペテン師に判決出されたくないんだが?!」と思ったんだけど、 昔は普通のマジメな好青年だったかもしれないという可能性もなくはないですね。
一方で、ワイロ受け取りまくりの汚職判事というのもそれはそれで話として面白いので人気が出そう。 世の中まともな人だけではそれはそれで話が成り立たない。

アスタリオンの可能性は無限大じゃな。夢が広がりんぐ。



■作戦会議、ラストバトルへ

今回は前とは違う選択肢選んでみっか!ということで、最終決戦ではカーラックにマインドフレイヤーになってもらいました。
バーサーカーの能力を合わせ持つマインドフレイヤーが爆誕。つよーい!

すまんねカーラック… 本当は自分がマインドフレイヤーになりたいところなんだけど、今回はアスタリオンエンドを見るのが目的だから…
あと、このセーブデータはラファエルの館に行ってない状態だから、オルフェウスのハンマーを持ってないんだ…

エピローグの同窓会ではカーラックも来てくれてうれしかった。
ものすごく正直な感想を言うと、カーラックマインドフレイヤーエンドで街の人々と折り合い付けて暮らしてますよというのは ちょっと無理がないかなーと思わなくもない(個人の感想です)。
でも、カーラックもその後元気に暮らしていますよ、という終わり方じゃなかったらプレイヤーにとって悲しすぎるよね。
人は脳食異形生物と共存することは可能なのだろうか。

マインドフレイヤーは人気(?)だし、次回作が出るならプレイヤー種族として冒険者活動するのはどうですかね。 バランス崩しそうなのでDMからOK出そうにないけど。
ドラゴンボーンやティーフリングやドラウがプレイヤー種族になってるんだから、みんな大好きダークヒーロー枠としてあり得るのではなかろうか。

うーん、でもクトゥルフ神話出身らしいし、SAN値減りそうな恐怖の対象じゃないとつまんなくなっちゃうか…
皇帝が力を得た代わりにアンサーを失ったように、いい事ばっかりじゃなさそう。
人と馴れ合ったりすることなく、悪は悪だからこそ美しいというかね。


最終決戦で攻撃を受けて鎧(ティーフリングの鍛冶屋・ダモンが作ったらしい)が壊れてしまったアウルベアの子供。

最終決戦でアウルベアの子供は大きい姿になっているので、自分は「あのちっちゃかった子が旅の間に成長して大きくなったんだね」と思っていたんですが、 鎧が壊れたらいつものサイズに戻っちゃったんですよ。
もしかして、実際の大きさはそこまで変わってなくて鎧の何かすごい魔法的パワーででっかい体に変身してたの? (説明がどこかにあったのかもしれないけど気づかなかった)

鎧が壊れた後はHP20になったということもあって、このスクショを撮った後で敵の攻撃を食らってアウルベアの子供死亡してしまいました。うわーん!
エピローグの同窓会にもいなかったので、この時空でのこの子は勇敢に戦ってその生涯を終えたということなのですな…



■ラストバトル後、エピローグ

エンディングでは、解放したヴァンパイア・スポーンを追ってアスタリオンと一緒にアンダーダークへ旅立つことにしました。
7000人もいるからね、アンダーダーク広いかもしれないけど、いきなりそんな大人数がやって来たらどう考えても揉め事が起こるとしか思えないからね。

アンダーダークは暗いし陰気な場所だしキノコ生えてるし獰猛で狂暴な生物がたくさんいるしでおっかない場所ではあるけれど、 闇に隠れて生きるしかない存在にとっては希望の場所なんだろうなと思います。

それ以外の選択肢も、どれ選んでも楽しそうでいいですね。
このゲームはデヴィルとの契約破棄する穴があったりカーラックの心臓を直す手がかりが見つかりそうだったりするので、 スポーンが元に戻れるような方法もいつか見つかりそうな気もします。


俺たちの冒険はこれからだ!
万感の思いを乗せて、今、エンディングのスタッフロールが流れる。(スタッフロールは超長いので途中でスキップしました)
さらば主人公。さらばアスタリオン。さらばバルダーズゲート。

というわけで、このネタバレキャラ語りはこれにて終了です。
個人のどーでもいい妄想を含んだ雑な文章にお付き合いくださり、ありがとうございました m(_ _)m

感想をちゃちゃ〜っと簡単に書きなぐるはずだったんだけど、書きたい事がなかなかまとまらず、思ってたのの5倍ぐらい時間かかったわ。
自分の思考を文字にして相手は文字を読み再び思考に変換する、時間がかかってまどろっこしいですね。
人類にはテレパシー能力が必要だと思いませんか?(イリシッド的過激派思想)

ではそろそろこのへんで。
このページが面白いと思った方は、高評価とチャンネル登録よろしくお願いします!(←Youtuberごっこ)(あ、別に本当にしなくていいです)
ではまたね〜、バイバ〜イ!



■おまけ

ゲーム開始時にキャラメイクの髪型をいろいろ試していた時のスクショ。
コスプレかつらみたいな派手派手な髪色もあってめちゃくちゃ違和感満載だ。
予想してたよりもフリーダムなゲームだなって思いました。

いつでもキャラの外見を変更できるのも親切でいいですね。
ゆっくり遊ぶと余裕で100時間超えるゲームだしな。最初にいいと思った外見でも、途中で気が変わることってあるしな。


無配ペーパーの表紙を描くための資料として撮ったアストラル・プリズムのスクショ。

これを撮ったのはまだゲーム最初の頃で、このでかい20面体がどんな物なのか謎だったので、 「表紙のど真ん中に配置したけど実はそんなに重要なアイテムじゃなかったらどうしよう…」と心配しながら描いてました。重要アイテムでよかった…

角が尖っているので転がらなさそうだけど、いつかこのデザインの実物ダイスが発売されたら楽しいですね(でも何の目が出たのか文字は読めない)。
通販サイトで充電式の光るLEDダイスを見たことがあるので、これも光るギミック付きにするといいと思います(普通に蓄光塗料で光るのもいいと思います)。

実物大の大きさにして、「バルダーズゲート3 アストラル・プリズム インテリアライト」(台座付き)とかどうよ。
バルダーズゲートの一番くじが開催されたらA賞として登場してほしい(夢を見るのは自由)。



「魅力値が高いキャラにして説得やペテンで世の中を渡り歩くぞ!」というコンセプトで主人公を作ったんですが、 バリバリ説得成功しまくりで全能感を楽しめました。
インスピレーションとカルマダイスがあれば、後半はリロードしなくても説得なら大体成功してしまいます。

ちなみに、説得の最大成功値は43でした。
もしかして、カーサスの冠がなくても、このカリスマパワーがあれば主人公は世界を征服できるんじゃね?


アブソリュートとの対決で登場する「難易度99」。
DMからの「ここは敗北イベントだから!」というメッセージをひしひしと感じます。

あ、20出たよ!20なら絶対成功ですよね?!とワクワクしてたら表示される「失敗」の文字。
ふざんけんなよクソDMーーーー!!(←暴言) 成功させる気がないんだったらクローズドダイスで振ってくれーーーー!!


ちょろくてかわいいヒロイン。略して「ちょろかわイン」。
とは言っても二股かけられないし、実際はカーラックってちょろくないと思います(経験者は語る)。



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