人のネタバレ感想読みたいんだったら自分のも書くか…ということで、 このページでは「ゴータシュを倒す、ドラゴンの聖域、ラストバトル」のキャラクターについてのネタバレ感想を書いてみました。
このページの前のネタバレ感想はこちら↓
- Act1 ゴブリンの野営地をクリアして宴が終わった所まで
- Act1 アンダーダークに入ってから<最後の光>亭あたりまで
- Act1&2 シャーの試練場から影に覆われた地を去るまで
- Act3 影に覆われた地を去ってからバルダーズゲートの街を探索するあたり
- Act3 すごい幼生の力、ロマンスいろいろ、悲嘆の館、鉄の玉座
- Act3 石の王、ベハル寺院、ザール宮殿、希望の館
<!!注意!!>
以下、ネタバレありで語ります。
「Act3」での内容が書かれています。内容を知ることによって、ゲームをやった時の新鮮な驚きが減ることをお伝えしておきます。
プレイ中の方や、これからバルダーズゲート3をやってみようかなと思っている方は、読まずにそのままお戻りください。
クリアして「あー、あいつの感想見てみっか!」って思ったらその時に来てちょんまげ。
あ、あと、キャラの顔に返り血が付いていたりする画像があります。苦手な方はご注意ください。
■ゴータシュを倒す(カーラックとの会話)

いろんなクエストを概ねクリアしたので、残る1つを持つゴータシュを倒しに行った。
ゴータシュか… 戴冠式の前に話した時、看破成功で「彼は本当にあなたと権力を二分しようと思っているようだ」みたいな結果だったので、 共闘するのもアリかな?ってちょっと思ったこともあったんですよ(結局「考えておく」で逃げる)。
でも、ノームの家族を監禁して爆発首輪を付けて無理矢理働かせたり、砦の広間にいた貴族たちを惨殺したり、手を組む事をためらう行動が多すぎてな…
看破さんの結果って「ゴータシュっていい奴なんじゃね?」と思わせるための罠だったんじゃね?(←素直に看破を信用できなくなってしまった人)
ということで、今では鋼の衛兵も無力化したのでゴータシュを倒す。
オーリンがおどろおどろしく悪魔悪魔していたので、ゴータシュのメカメカ活用戦術は対比もできててファイナルファンタジーっぽくていいですね。
実はゴータシュもサイボーグ化していてメカゴータシュとして復活!とかしてほしい。
ゴータシュの両親は生活に困ってゴータシュを悪魔に売ったそうなので、 ゴータシュがカーラックを悪魔に売ったのはそのやり返しって感じなんだろうか。
親からされた事をそのまま子供にしてしまう世代の悪の連鎖みたいな現代の社会問題を提起というか何というか。
ゴータシュを倒して喜ぶカーラックだが、カーラックの心臓は直らず死を回避できないという現実はそのまま。
本当は死にたくないと感情を爆発させるカーラック。
死ぬのは怖くないと言っていた人がいざ本当に死ぬかもという段階になると死にたくないと言うのは、すごく人間らしいなと思います。多分みんなそう。

普通、仲間に対しては「愛してる」とは言わないですよね?!
これはきっと主人公の事を好きって事ですよね?! そう思っていいんですよね?!
こないだまでアスタリオンとハルシンの2人と付き合っていた上に皇帝とミゾーラともロマンスしてたけどいいの?!
銀行にある他人の金庫を開けまくったし、ラファエルの館から宝を盗んで館の住人を血祭りにあげたけどいいの?!
改めて文字に書いてみるとひどいな… アブソリュートじゃなくて主人公の方を倒した方がいいんじゃないのか?

カーラックからこう言われて断れる人がいるだろうか、いや、いはしない。(反語)

なぜ?とかどうして?とかそういった事を何も言わずに、穏やかに別れ話を受け入れてくれるハルシン。
仲間全員でエンディングを迎えたい!という目標を持っているわたくしですが、 ここでパーティーからハルシンが抜けたとしても仕方あるまい…と思っていたのだが、 別れた後も引き続きパーティーにいてくれるとのこと。
こちらとしては大変ありがたいんだけど、ハルシン大丈夫?! 都合のいい男すぎないか?
■ドラゴンの聖域

ウィルの父からの情報により、バルダーズゲートを守護する善竜を一緒に戦ってくれるように勧誘するクエストだぞ!
いいねぇ〜、悪を倒すために善竜に協力してくれるよう依頼に行くとか、D&Dっぽくていいねぇ〜
と、ここでまた皇帝がこの先に進むのに反対しているような…
やっぱり皇帝の意見を無視する事ばっかりしているような気が…本当にこの先に進んでいいんだろうか…
と、その迷いは何度目だよと思いながら先に進んだその結果、あー、だからここに来るの反対していたのね、という皇帝についての謎が分かる。
主人公がすごい幼生を使って力を手に入れたけど、仲間たちは拒否感が強かったので使わせないことに決めてから、 このゲームは最後はこういう終わり方になるんじゃないだろうか…といろいろ想像していたんですよ、
「仲間たちは美しい顔のままだけど、主人公1人だけが血管の浮き出た不気味な顔…」
「この力を使ってバルダーズゲートを救ったとしても、これだけ幼生の力をバリバリ使いまくっていたら、 ラスボスを倒した後で主人公はきっと力の副作用で命を落とす結末になるに違いない…」
「救出した妹は兄とまた一緒に暮らす未来を疑っていなかったけれど、それが実現することはないだろう…」
「ビターエンドだ、でもそれも感動的ってことでむしろいいかな…」
という感じのストーリーを妄想しながら嬉々として鬱々と想像していたんですよ。
いや、今回明らかになった皇帝のエピソード、何ていうか自分の妄想を先取りしていませんか?! しまった、皇帝に先を越されたよ、くやしい!!
皇帝に対して親近感が沸いたのと同時に、も〜、そういう事情なんだったらもっと早く言ってくれよ〜!と、安心した気持ちが生まれたのでした。
■作戦会議

しかしアブソリュートは想像以上に強力で、なすすべもなく撤退を余儀なくされる。
皇帝いわく、アブソリュートに対抗する手段として誰かがマインドフレイヤーにならなければいけない、という状況に。
そうかー、そう来たか〜。ゲーム初期から「お前らマインドフレイヤーになるよなるよ詐欺」みたいな感じでこまで来たが、ついに目の前の現実としての選択が登場する。
カーラックが「自分がマインドフレイヤーになる!」と申し出てくれたんだけど、 これまでの旅で幼生の力を使うのをすごく嫌がっていた印象が強いので、カーラックをマインドフレイヤーにするのは抵抗がある。
やはりここは、これまでに幼生の力を使いまくっている自分が…と思いながら選択肢を吟味していると、 「皇帝に石を渡してもいいんじゃね?」という気持ちが起こる。
皇帝はこれまでに隠し事をしていたり外見が信用しづらかったりしたが、 バルダーズゲートを守るという気持ちについては彼以上の存在はいないのではなかろうか。
マインドフレイヤーになるのが嫌とかそういう事ではなくて、 「信頼の証として皇帝にネザーストーンを託す」という意味で皇帝に石を渡すことにした。
オルフェウスを犠牲にしないといけないのはとても残念なのだが、皇帝とオルフェウスのどちらか片方を選ばなければならないという事だと…
うーん、ここはやっぱり皇帝を取るしかないか…
レイゼルごめん、私はことごとくギスヤンキ方面への優先策を却下しまくっていた人生だった。 2周目やる時はギスヤンキのクレシュに行くよ…
めちゃくちゃ苦労してラファエルの館からハンマーを盗んだのだが、 オルフェウスを犠牲にしたのでホープ(と脳内妹)を解放するのにしかハンマー使わなかったわね。
もしかして、総合的に考えるとハンマー盗みに行く必要なかったんじゃね?(皇帝に「だからそう言ったじゃん」って言われそう)
■ラストバトルへ

高台の上からバルダーズゲートの街を見下ろす。平和な時に来て見下ろしてみたかったね。
降りしきる雨、空を飛ぶノーチロイド船、ノーチロイド船に攻撃を仕掛けるギスヤンキとレッドドラゴン達。
なかなかにカオスです。最終決戦!って感じでカッコいい。

パーティ―の面々が記念撮影的に近くに寄って並んでいる画面って意外と少ないんですよね。珍しいスクショです。
皇帝が横向いてて、クラスの集合写真撮影で一人だけやる気なさそうな態度を装っている不良生徒みたいで良い。
これまでの冒険で助けた人々が最終決戦に集まって力を貸してくれる。
ベタかもしれないけど、むしろそれがいい!みたいな感じですね。
個人的には、ローラン(ドルイドの森で最初に会ったティーフリングのウィザード)の助力が範囲砲撃1回打って終了してしまう所が、 強いのか微妙なのか実感としてよく分からんぞ!って感じでローランらしいなって思いました。
(強敵のレッドドラゴンは火無効なので、レッドドラゴンに対して無力というのも微妙感を増している)

主人公がソーサラーなので魔法使い枠としてゲイルが必須というわけではないんだけど、 もしどうしようもない状況になったら胸に埋まっているオーブを使って自爆してもらおうかなって思って…(鬼畜)
アブソリュートとの再戦の前に、ゲイルとカーサスの冠についての話になる。
ネザーストーンと冠を合体させるとすごい力がゲットできるのでそれを使って神になる!っていう話か…
石をゲイルにあげる約束… そんな約束は…していたような…していなかったような…
いや、やっぱりしてましたな。すっかり思いっきり忘れていました。
しまった、石はもう皇帝にあげちゃったよ! 超ヤベぇ!
自分としては信頼の証として渡したので、皇帝に「ゴメンさっきあげた石、ゲイルに渡す約束してたんでやっぱ返して?」と言うわけにはいかない。
慌てて、ゲイルに「カーサスの冠は破壊した方がいいんじゃないか?」と言い出す主人公。
「お前これまで俺の事応援してたのに、ここにきて反対するの?」と怒るゲイル。まあそうですよね。
ダイス判定でゲイルを説得することに。主人公は説得得意型ソーサラーなので無事成功する。
ゲイルは「カーサスの冠を使う以外の方法で神になる方法を探すか…」と、納得してくれました。
フゥ〜、よかった… ゲイルも考え直してくれた。
神になる事自体は諦めてないっぽいけど、まぁ言うても本当に神様になったりはせんじゃろ〜! ワッハッハ〜!
そして、激しい戦いの末、アブソリュートを倒しました(内容はしょりすぎ)。バルダーズゲートに平和が訪れた。
次はエピローグですよ!
続きはこちら→ラストバトル後、エピローグ