人のネタバレ感想読みたいんだったら自分のも書くか…ということで、 このページでは「石の王、ベハル寺院、ザール宮殿、希望の館」のキャラクターについてのネタバレ感想を書いてみました。
このページの前のネタバレ感想はこちら↓
- Act1 ゴブリンの野営地をクリアして宴が終わった所まで
- Act1 アンダーダークに入ってから<最後の光>亭あたりまで
- Act1&2 シャーの試練場から影に覆われた地を去るまで
- Act3 影に覆われた地を去ってからバルダーズゲートの街を探索するあたり
- Act3 すごい幼生の力、ロマンスいろいろ、悲嘆の館、鉄の玉座
<!!注意!!>
以下、ネタバレありで語ります。
「Act3」での内容が書かれています。内容を知ることによって、ゲームをやった時の新鮮な驚きが減ることをお伝えしておきます。
プレイ中の方や、これからバルダーズゲート3をやってみようかなと思っている方は、読まずにそのままお戻りください。
クリアして「あー、あいつの感想見てみっか!」って思ったらその時に来てちょんまげ。
あ、あと、男性の肩から上の裸の画像があったりします。苦手な方はご注意くださいませ。
■ミンスクが仲間になる

自分は過去作をやっていないのでミンスクの事は全然知らないのだが、きっと過去作やった人はとても嬉しい登場に違いない。
ジャヘイラがミンスクを助けようととても強く主張しているので、きっとミンスクを助ける事は良い事に違いない。
ギルドにジャヘイラの知り合いがいるのでギルドの味方をすることにした事といい、 どの組織がどんな存在なのか全然分かっていない自分にとってジャヘイラの言動が善悪を決める判断基準になりつつある。
そんな感じでミンスクを助けようとしたところ、皇帝に大反対される。
これまで皇帝の意見というのは「これ使うといいよ?今すぐ決めなくてもいいけど考えといて?」とか 「その計画は変更した方がいいんじゃない?」みたいな感じのやんわり提案が多かったような気がするんだが、 この時は強めのテンションでかなり明確に反対しているというか。
私はここでミンスクを助けてしまっていいんだろうか…?
もし皇帝の提案に反対して好感度(ってあるのか分からないが)が下がって、皇帝が去って行ったらどうしよう…
う〜んう〜ん… 善の概念であるジャヘイラの言う通りにミンスクを助けるか、 ロマンス対象(なのか?)の皇帝の言う通りにしてミンスクを助けないか。
うおぉ〜〜〜!!オレはどっちを選んだらいいんだ!!
悩みに悩んだ末、「2」を選択してミンスクを助けました。
皇帝、きっと後日「あの時ミンスク助けといてよかったね!」と思う日が来るよ! 多分!
皇帝相手に「4」の選択肢選んでみたいですね。黙って俺についてこいー!

動物の相棒として熊も召喚できる。このゲーム、熊の事を好きすぎじゃないか?
ミンスクは頭が悪い脳筋キャラみたいなポジションぽく見せておいて、言ってる事はインテリっぽくて難しい話してると思う。
正直言って、ミンスクの発言は時々何言ってるのかよく分からない事がある。 ブーの知性に追いつけない自分が悲しい。

■ベハル寺院(レイゼル救出)

ここで誘拐されるのはレイゼル以外にも何人か候補があるらしいんだけど、 他の人のネタバレ感想を読んでいると、もれなくみんなレイゼルが誘拐されているような…
やっぱレイゼルってお姫様キャラなのでは?
仲間になった頃はシャドウハートといがみ合っていたのだが、助けた事に対して「ありがとう」と言うレイゼル。
感動的なシーンだ…(ホロリ) 長い時間をかけて築いてきた仲間との絆を感じますね。
レイゼルの変化は、バルダーズゲートでの感動的なシーンの一つに入ると思います。
この感動的なシーンに「3」の選択肢をぶち込んでくるバルダゲ君さぁ…
■ザール宮殿(ヴァンパイア・カサドールの館)

絵や家具などの豪華な内装に広い建物。そんな館の中には、カサドールの命令で昔アスタリオンがだまして連れてきた多くの被害者が捕らわれていた。

最初この人を見た時、「うちの主人公とそっくりだな…」と思ったんですよ。髪型同じモデルですよ。
これはきっと、主人公キャラと同じモデルをセバスチャンとして登場するような設定にしてあるに違いない!
前にシャーの試練場で自分のドッペルゲンガー的存在と戦うイベントもあったしな。凝った演出だな!
現在アスタリオンと恋人関係になっている自分が、昔アスタリオンに騙されて牢屋に捕まっている自分と瓜二つな男と対面する…
もしアスタリオンと出会う時期が少し違っていれば、牢屋の中にいたのは自分だったのでは?
この状況はもしかして結構エモいのでは?(「エモい」がこの状況に当てはまっている言葉なのか不明だが、語彙力不足なのでエモいと表現する)
と思っていたのですが、ゲームクリア後に他の人のバルダーズゲート3プレイ動画のここのシーンを探してみたところ、 セバスチャンはこの画像と同じモデルでした。
たまたまうちの主人公に似ていたという単なる偶然で、わたくしだけがエモがっていただけのようである。
フゥ〜、まったく、ビビらせやがって…(額の汗をぬぐいながら)
セバスチャン達が閉じ込められている檻は、カサドールが持っている杖を使えば開くかもしれないとのこと。
よし、アスタリオン! 一緒にカサドール倒して杖をゲットしてセバスチャン助けようぜ!
- <カサドール戦のコツ その1>
- バトルがスタートしたらアスタリオンが儀式の生贄に取られて戦闘に参加できなくなるけど、 他のキャラでアスタリオンに近づいて「援護」をするとアスタリオンは魔法陣から解放されてバトルに参加できるようになるよ!
- <カサドール戦のコツ その2>
- 生贄にされているスポーンの近くにある床の丸い魔法陣の上に、自分で操作できるキャラクター(仲間キャラや召喚クリーチャーなど)を置いておくと、 カサドールに向けられているパワーアップ内容を妨げることができるぞ!

アスタリオンの気持ちも分からんでもないが、ここはやっぱ儀式を止めないとね。
儀式をすると捕まっているたくさんの生贄が儀式のために消費されて死んでしまうからな。 セバスチャンを助けるためには儀式を実行させるわけにはいかない。
のだが…いや、何でや? アスタリオンと会話をしていたら、儀式を進める選択肢1つだけしか残らなくなった気がするんですが…
ほらっ、シャドウハートやウィルも反対してるし、儀式は中断しよう、そうしよう!
と儀式を中断すると、バーバリアンもビックリな勢いで激しい怒りを主人公に対して見せて、カサドールの杖を膝でまっぷたつに折るアスタリオン。
待ってくれアスタリオン、杖を折らないでくれ、セバスチャンを助けられないじゃないか!
会話の途中でセーブした部分から何度かやり直したのだが、
- 儀式中断→アスタリオンが杖を折り、主人公と敵対する→アスタリオンを倒す→アスタリオンが死亡によりパーティーから離脱
- 儀式に手を貸さない→アスタリオンが杖を折り、主人公に愛想をつかす→アスタリオンがパーティーを去り、離脱
- 儀式完了→アスタリオンがすごいヴァンパイアに昇格、杖は手に入るがセバスチャンは灰になる
これはおかしい、セバスチャンを助けられないってことはないじゃろ?! 私はこれまでに、何かフラグや選択肢を見逃していたのか?!
ゲームクリア後に実はものすごく見逃していたという事が分かるのだが、この時は全くそのことに全然気づいていなかった。
わたくしこのゲームの目標はですね、仲間全員で揃ってエンディングに到達することなんですよ。それは達成したい。
アスタリオンがパーティーから離脱しないのは、儀式を完了させてすごいヴァンパイアになる事だけか…
消去法で、捕まっていた多くの生贄を使って儀式を完了させることにした。
すまないセバスチャン…オイラはキミを助けられなかったよ…
まるで自分の半身を見捨てて先に進む気持ちで、すごいヴァンパイアになったアスタリオンと共にカサドールの館を後にした。
いや、セバスチャンが自キャラに似てたのもあってさ、この展開はかなり辛いものがあったね。

野営地に戻ってきて話をするのだが、これまでのアスタリオンでは言いそうになかった発言をして違和感を覚える。
これを選ぶと恋人関係がなくなりそうな気がするな…と思いながら「4」を選ぶ。

どうしてこんな事になってしまったのだ… 自分はどこで間違えたんだ?
ホントにマジでワシこの頃は2日間ぐらいずっとしょんぼりしてましたでしたわ。

■希望の家(地獄の悪魔・ラファエルの館)
この項目では、ゲームとは直接関係ない一ファンの単なる妄想が多く含まれています。
かなりどーでもいい内容なので、興味がない方は華麗にスルーしてください。

ついでに、主人公の脳内妹がこの館に捕らわれているので救出に来た、ということにした。
なぜこの館に妹がいると分かったかというとですね、 <シャレスの抱擁>といういわくつきの宿にあるラファエルの部屋で、様々なボンデージ衣装(なのか?)を見かけたんですよ。 その中の一つに、主人公は見覚えのある首輪を見つけた。
こ、これは…! ノーチロイド船に捕まる前に、妹と一緒に「来週知り合いからもらってくる犬にこの首輪をつけよう」と用意していた首輪!
決めていた犬の名前も書いてある、間違いない! なぜこれがここに?! もしやラファエルが妹の行方不明にかかわっているのでは?!
……。無理矢理すぎる。自分はなぜ他にもっといい手がかりを思いつけないのか。
ホープの姉妹のコリラが主人公を調べていたそうなので、そこから妹がラファエルの館にいると分かるのはどうだろう… という手がかりも考えてみたんだけど、コリラってうっかり秘密を漏らしたりとか手紙を落としたりとか仕事失敗したりすることなさそうと思って… ラファエルならうっかりしそうかなって思って…
ここに来る事について皇帝は反対していた。ハンマーでオルフェウス解放されると困るからな…
皇帝の反対を押し切ってでも、絶対にここに来なければならない理由があるんです! それは妹を助けないといけないから!(捏造)
とはいえ、アスタリオンと距離ができてしまった今、もし皇帝からも見放されたりしたらオイラは悲しすぎるのではなかろうか。
皇帝の言う通り、わざわざ悪魔の住む家に自分から乗り込んでトラブルを起こしに行く必要はないのではなかろうか。
いや、皇帝と仲が悪くなってしまうとしても、ここには来なければならないんです! それは妹を助けないといけないから!(捏造をハンマー窃盗の理由にする)
アスタリオンをパーティーに入れて一緒に行動するのが辛いのだが、鍵開けで必要なので一緒に来てもらう。
まるで、関係が冷めてしまったけど仕事で顔を合わせないといけないオフィスラブみたいじゃないか?

これはもしかして、ラファエルとロマンスしたい人のために用意された、 「夢魔がラファエルに変身していちゃいちゃすることによって疑似的にラファエルとロマンスできるよ!」というファンサービスなんですか?
これまでだったら、このゲーム頭おかしいよ!どうかしてるよ!公式が最大手かよ!と叫ぶところなのだが、ここまで来ると 「まったくもう、しょーがないなーバルダゲ君は〜! やれやれ!(肩をすくめながら両手を上に向けるポーズ)」みたいな気持ちだ。
ものすごく頑張って「5」を選択したのだが、 仲間たちが後ろで見てなかったら「1」とか「2」とか「3」とか選んでいたかもしれないな…という気がしないでもない。
いや、私にそういう趣味は全然ないんだけど、どんな展開になるのかちょっと見てみたいかな〜みたいな純粋な好奇心が(以下略)
ちなみにこの後にあった夢魔との戦闘では、主人公1人だけパンツ一丁でバトルがスタートしました。
思うんだけどさ、「ゲーム・オブ・ザ・イヤー取ったからバルダーズゲート3やってみたけど、どこが面白いのか分からないので途中だけどやめます」と言って序盤でやめた人って、 バルダーズゲート3がアブノーマルな特殊性癖をふんだんに取り入れたクレイジーなスーパー変態ゲームであるという側面を一切知らずに去っていったのかな…と思うと、 彼らの人生にとってそれはそれでいい事だったのかもしれないな…という気もしてくるね。彼らの未来に幸あれ。

脳内で主人公の妹も救出。主人公が留守だった間に何かの契約の誤認みたいな感じで騙されていたのだった(という妄想)。
感動の再会シーンだったが、ラファエルが戻ってくる前に館を脱出する必要があるため、会話もそこそこに出口へ急ぐ。
もう少しで出口だ!という所で帰宅したラファエルと遭遇する。めちゃ怒ってるラファエル。まあそうですよね(ハンマー窃盗とホープ脱獄と妹誘拐捏造)。
ラファエルと戦う前に、コリラに「一緒にホープを助けよう!」みたいに言って仲間になってもらおうとしたらアッサリ断られる。
残念だったが、「雇い主に忠実な有能な仕事人」って感じでむしろそれでいいかなって思いました。 もしかして私は、コリラの事結構好きなのか?
代わりに(?)仲間になったのが、前にシャーの試練場で戦ったことのある悪魔・ユーギル。
「勝つ方につくといい。ちなみに勝つのは俺だけどな」と言うとアッサリ味方になってくれた。
状況によってころころ味方する側を変える臨機応変な信用できない奴って感じでいいなって思いました。
ユーギルはごっつくって怪力っぽい見た目なのでカーラック的なバーサーカータイプなのかと思っていたら、 戦い方が「透明化→敵に近づく→刺す→再び透明化」をちょこちょこ繰り返す暗殺タイプだった。これがギャップ萌えか…
一応コリラは非致傷攻撃で倒そうかな…と思っていたら、1ターン目にサクッとユーギルが瞬殺していました。
あ、コリラ倒しちゃったのか…戦闘後に姉妹の会話とかあるのかな、もしあるならちょっと見たいなって思ってたけど、まぁいいか…俺の勧誘を断ったしな…
ラファエルはめちゃ強いという話はちらりと目にしていたのですが、実際強敵でしたね。 カーラックが死亡状態になってしまったのでホープの神聖伝導を使いました。
その後のバトルではラスボス戦含めて神聖伝導使わなかったので、バルダーズゲート3で一番強いのはラファエルということになるのだろうか。
そんなこんなで、ラファエルを倒して激しい戦いを制した主人公たち。
この時勝利のきっかけになった一番のポイントは、あともう少しでラファエルの力の源になっている柱を破壊できる!という時に破壊を阻止されて、 これでもう万事休すか!というピンチに陥った時、主人公の妹が床に落ちていた起爆スイッチを拾い上げて柱を破壊してラファエルの力を削いだシーンでしたね(という妄想)。
妹は守られるだけの存在ではなくて、しっかりと地に足を付けた立派な人間なのだという事を実感しました(という妄想)。
その後、無事に野営地に戻り、スクラッチやアウルベアの子供と楽しそうに一緒に遊ぶ妹を微笑ましく見守っています(という妄想)。
■アスタリオンその後

何とかして元の関係に戻れないのかな、と思っていたのだが…

寂しくはあるんだけど、ここがアスタリオンとの関係の落としどころなのかもしれない…(しょぼん)
アスタリオンとの恋人関係は解消、皇帝の提案を蹴りつづけていて好感度がどうなっているのか不明、という状況なので、 「たくさんの仲間たちに囲まれているはずなのに自分は一人ぼっちなのでは…?」という不安が頭をよぎる。
い、いや、俺には妹が!無事に救出した妹がいるから!(という妄想)
昔「ときめきメモリアル」をやった時の「誰からも告白されず大学受験も失敗したけど、 趣味の園芸で胡蝶蘭を開花させた努力を生かして花屋で仕事をすることになった自分」というエンディングを思い出した。
続きはこちら→ゴータシュを倒す、ドラゴンの聖域、ラストバトル